JRA藤田菜七子が受けた「教え」競馬サークルバックアップよりも心強い人々とは
17日の東京競馬場第3R・3歳未勝利戦を、ベルクカッツェで2着に3馬身半差つけて快勝した藤田菜七子騎手。約2年ぶりとなる自厩舎の根本康広厩舎が管理する馬での勝利は、騎手として大事な節目となる通算31勝目。これで菜七子騎手は、G1競走への参戦資格を得たことになる。 ついに実現間近となりつつある女性騎手のG1競走出走。この菜七子騎手の活躍について、ユニコーンS(G3)で菜七子騎手が騎乗したミックベンハーを管理する畠山吉宏調教師は「サンスポ」の取材に対し、今までの女性騎手とは全然違い、各厩舎が「サポートしていこうという全体の流れが間違いなくあって、その中でレベルアップしている」と語る。 「これまでもJRAに女性騎手たちは所属していました。ですが、増沢由貴子騎手は3年目まで100をゆうに超える騎乗機会がありましたが、4年目から減少。西原玲奈騎手、細江純子騎手は3年目から目に見えて減りました。ですが、菜七子騎手は3年目以降も減るどころか騎乗数が増える一方です。菜七子騎手に熱烈なラブコールを送る馬主やエージェント制度の恩恵というのもあるでしょうが、それでもこの活躍は競馬サークル全体が彼女をサポー…
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