レース結果
京都競馬場で行われた第57回京都金杯は、1番人気で川田将雅騎手騎乗のパクスアメリカーナが優勝。中団追走から差し切って、重賞初制覇を達成した。勝ち時計は1分34秒9(良)。鞍上の川田将雅騎手は、16年ウインプリメーラに続く本競走2勝目。本馬を管理する中内田充正調教師は本競走初制覇となった。
2着には4分の3馬身差で、好位から粘りを見せた5番人気・田中勝春騎手騎乗のマイスタイル。そしてクビ差の3着には、後方から11番人気・川島信二騎手騎乗のミエノサクシードが入った。
■レース展開・総括
スタートは3番カツジ、5番バリスが大きく遅れ、2番サラキアも出遅れ気味。16番ツーエムマイスターが楽に先手を取り、4番グァンチャーレ、15番マイスタイルなどが好位。その後ろに8番ヒーズインラブや、押してこの位置まで巻き返したサラキア。これらを見て12番パクスアメリカーナは中団。さらに6番アドマイヤアルバ、7番ミエノサクシード、10番リライアブルエースなどが続き、出遅れたカツジや、17番ロードクエストは後方追走となった。
前半の600m通過は35秒3、800mは47秒5で平均ペース。中団まではあまり差がなく、後方がややばらけ気味の展開になって3コーナーへ。前はツーエムマイスターが快調に逃げ、3コーナーで外からマイスタイルがじわっと接近。その直後までパクスアメリカーナが上がり、ミエノサクシードあたりもこれに続いて4コーナーを通過した。
直線に向くと、ツーエムマイスターの外からマイスタイルが捕らえにかかり、その外にパクスアメリカーナ。内では6頭ほどがかたまり進路が開かない馬もいたが、この集団からはグァンチャーレが内を突いて脚を伸ばした。残り200mではマイスタイルが1馬身ほど抜け、これをパクスアメリカーナが追撃。さらに大外から人気薄・ミエノサクシードも急襲した。この争いから残り100mでパクスアメリカーナが先頭に立つと、最後は2着マイスタイルに4分の3馬身の差をつけ、初の重賞タイトルを手中にした。
優勝したパクスアメリカーナは、前走のリゲルSがNHKマイルC6着以来の休養明けだったが、ここを4馬身差で圧勝。年明けも好発進を決め、本年のマイル路線での活躍が楽しみになった。G1・安田記念へ向けては、これまで右回り【4.1.1.0】に対し、新馬戦4着、NHKマイルC6着に終わっている左回りへの対応がカギになる。
京都11Rの京都金杯(4歳以上GIII・芝1600m)は1番人気パクスアメリカーナ(川田将雅騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分34秒9(良)。3/4馬身差の2着に5番人気マイスタイル、さらにクビ差の3着に11番人気ミエノサクシードが入った。
パクスアメリカーナは栗東・中内田充正厩舎の4歳牡馬で、父クロフネ、母グローバルピース(母の父サンデーサイレンス)。通算成績は8戦4勝。
~レース後のコメント~
1着 パクスアメリカーナ(川田騎手)
「前回がいい内容でしたし、もともと素質の高さを感じていました。そういうところが噛み合ってきて、いいレースをしてくれるだろうと思っていました。期待通りの内容でした。キッチリと組み立てて勝ってくれました。力をつけながら、大きいところへチャレンジできる馬になってほしいです」
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1着 パクスアメリカーナ(中内田調教師)
「揉まれなくて、折り合いを気にしながらのレースでした。京都の上り下りを上手にこなしてくれて、時間はかかりましたが、しっかり反応してくれました。7ヶ月出走していなかった分、心身ともに成長していると思います。前走はギリギリ(レースに)間に合ったかな、という感じでしたが、今回は上積みがありました。もともと期待していた馬です。今後は馬の様子を見て決めます」
2着 マイスタイル(田中勝騎手)
「うまく行ってくれたと思いましたが、ねじ伏せられてしまいました。気にしていたことではありますが、外枠でしたからね…」
3着 ミエノサクシード(川島騎手)
「跨った時から雰囲気が良かったです。いつもより頑張ってくれました」
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1)5~7番人気に妙味あり
ハンデ戦だが、過去10年の8番人気以下は【0.1.2.88】。複勝率3.3%と、穴馬の好走は少ない。複勝率は1、3、7番人気が50.0%でトップタイ。妙味があるのは5~7番人気で、計【5.2.5.18】複勝率40.0%。単複の回収率は191%、139%を記録する。
2)重ハンデ馬を中心に
ハンデ別では、56.5キロ以上の重ハンデ馬が【6.6.3.30】複勝率33.3%の好成績。2012、14年以外は連対馬を輩出し、過去10年のうち6回は3着以内に2頭が食い込んでいる。対して56キロ以下は【4.4.7.101】で複勝率12.9%止まり。特に56キロの馬が【0.1.2.31】複勝率8.8%と苦戦しているのが目立つ。また、52~53キロの牝馬は【1.0.2.6】だが、牡馬は【0.0.1.10】に終わっている。
3)多頭数の5~8枠は苦戦
4枠以内を引いた馬が好走馬の大半を占め、1~4枠は計【9.8.7.53】複勝率31.2%。単複の回収率も、97%、94%と上々だ。一方、5~8枠は計【1.2.3.78】で複勝率7.1%。18年こそ1~3着を独占したが、出走頭数が13頭と例年より少なめ。15頭立て以上では【0.1.2.73】とさらに苦しくなる。
4)オープン特別組なら1600m戦出走馬
前走クラス別では、オープン特別組と重賞組が5勝ずつ。オープン特別組は、特に1600m戦出走馬が【5.0.3.30】複勝率21.1%で、この組の好走馬9頭中8頭を占める。重賞組は【5.8.6.78】で複勝率19.6%。優勝馬5頭はすべて異なるレースから出ているが、12月の阪神芝1800m・G3組(現在はチャレンジCが該当)が【2.3.0.14】連対率26.3%をマークする。出走の多い阪神C組は【0.2.3.18】複勝率21.7%で、好走しても勝ち切れない。また、G1・マイルCS組は【1.3.1.15】複勝率25.0%と、格の違いを見せるまでには至っていない。
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【データ分折】
【ペース】
SMHペース
【ジョッキー騎手】
S:
A:
B++:
B+:
B:
C:
【血統】
A:
B++:
B+:
B:
マイナス
【追切り】
S:
A:
B++:
B+:
B:
C:
【コース】
A:
B++:
B+:
B:
C:
【距離】
A:
B++:
B+:
B:
C:
【全頭短評】
【指数】
【総評】
※危険馬
【音声素材】
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