2018年 天皇賞秋 競馬 予想
レイデオロ 出走予定
オールカマー時の見立て
秋古馬三冠レースが開幕
今年は13頭で行われる天皇賞秋。例年よりも頭数が少ないのは残念であるが、大外枠に入った馬は極端なレースを強いられていたので、その問題が生じない事は良い事だろう。
ただ、展開を予想する上では少し難点を示すかもしれない。一般的に極端なレースをする馬がいるほど、隊列が乱れやすくペースは読みやすいからだ。今年はハナを切りそうな馬がいないので、前半のペースがより落ち着きそうであるし、府中の直線を考えれば、3コーナーからまくるという展開も想像しずらい。直線一気の競馬が予想される。。。この馬がいなければ。
2017年のダービーは例年に無いレースであった。前半1000m通過63.2秒。勝ちタイムは2.26.9、平成に入ってから良馬馬で行われる史上最遅のダービーだ。そのレースを先頭で駆け抜けたのがレイデオロである。
2コーナー通過までは14番手で、そのポジションのまま直線を迎えていたら勝利を手にする事は確実になかったであろう。鞍上のクリストフ・ルメールは、東京名物の大ケヤキを通過する前に前代未聞の大まくりをかます。誰もが暴走と見たあの瞬間、勝機を得たと確信したのはこの男であった。
レイデオロの強みは良い脚を長く使える事。1200m以上の距離を12秒前半、それ以上の速さで駆け抜けられる能力は並大抵のものでは無い。
単なる差し馬であれば、スロー濃厚のこの状況は全く好まない。
しかし、この馬にかかれば勝利への系譜にすぎない。
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