2018《フォア賞》 クリンチャー 武豊 【海外競馬】franceロンシャン NEWスタイル競馬tv

予想
断トツ1人気単勝1倍台ヴァルトガイスト
出走馬唯一のG1馬でファーブル調教師 鉄板◎
⑥クリンチャーは、日本ではG2レベルの馬でG1未勝利馬が通用するはずも無いので4着位だろう

結果−−−−−−−−−−
馬番 馬名 性 齢 重量 騎手 タイム
着差 調教師
1 ③1人気ヴァルトガイスト 牡 4 58 P.ブドー A.ファーブル
2 ⑤2人気 タリスマニック 牡 5 58 M.バルザローナ A.ファーブル
3 ④5人気 クロスオブスターズ 牡 5 58 V.シュミノー A.ファーブル
4 ② ウェイトゥパリス 牡 5 58 C.デムーロ A.マルチアリス
5 ①カプリ 牡 4 58 W.ローダン A.オブライエン
6 ⑥クリンチャー 牡 4 58 武豊 宮本博

【短評】
レースはクリンチャー武豊が逃げる形。クリンチャーはいつも通り先行したが日本と違いヨーロッパ競馬は逃げは禁止脚質でありヨーロッパの厩舎から騎手に出される指示はインの3〜4番手で脚をためろ、の一転張り。ヨーロッパ馬が定説通り控えたため押し出される形でハナへ。クリンチャーは瞬発力ゼロの馬なので願ってもないチャンスに恵まれた。
1000m通過1分4秒、洋芝の馬場差を考えてもグッドコンディション(洋芝タフネスの良馬場)で日本に換算して1分1秒、スローペース
多頭数ならチャンスはあったが6頭立てのスローペースでは瞬発力勝負になるのは避けられず、直線でキレ負けし最下位に沈んだ。
瞬発力勝負になり不運だったが実力が足りないのは明白であり当然の結果。
優勝は実績通り③ヴァルトガイストが余力残しで楽勝。前走で負かしたクロスオブザスターと再戦しただけの印象。クロスオブザスターは昨年凱旋門賞2着だが優勝エネイブルに2馬身、それを考えると強い内容にも思えるがクロスオブザスターは凱旋門賞へ向けて叩き台のレース、昨年もフォア賞敗退→凱旋門賞2着なのでフォア賞は本調子ではない。ヴォルストが凱旋門賞優勝に近いかといえばそうは思えない。Galileo産駒がシャティンからロンシャンに変更して好走可能か未知数。
2着のカプリは昨年凱旋門賞大敗後に怪我。そこから徐々に上向きでオブライエン厩舎が凱旋門賞にリベンジを図る、昨年の大敗はシャティン競馬場でGalileo産駒の庭、そこでの大敗は気がかりだがオブライエン厩舎で侮れない。

最下位に沈んだクリンチャーは多頭数になれば先行脚質はプラスになり今回よりはレースしやすいだろう。瞬発力では分が悪くタフな芝が得意だが欧州馬の方がタフな芝は更に得意でありクリンチャーの勝算はゼロに近い。
大雨になり先行馬しか残らないような特殊な条件を運に託すしかない。
その数%にかけて万全の準備をしておくことが大切である。
フォア賞勝ち時計が2分28秒70
クリンチャーのダービー走破タイム2:27.3。今回クリンチャー自身は2:30:0以上は要しており札幌競馬場のような洋芝でタフ。
スピードが無いクリンチャーにとっては洋芝巧者が合うと思われたが、凱旋門賞までの間に調教を重ね順応するのはこれからのようだ。

日本にとってはクリンチャーが再度逃げれば、TVに映る率が上昇するので4コーナー手前までは楽しめるだろう。
4コーナー手前までは。。。

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■関係者インタビュー
・レース前
宮本師は「フランスに到着してから、きっちり調教をこなしてきて、順調に過ごしています。前哨戦としては、100%の仕上がり。例年よりメンバーがそろっている印象ですが、パリロンシャンの馬場はこの馬に合っていると思うので、結果には期待しています」と語った。

・レース後
宮本博 調教師(クリンチャー)
「先頭でのレース運びは想定どおりでしたが、今日は時計も速く、メンバーも強かったです。ただ、トライアルとしては100%の仕上がりで出走できたと思いますし、レース後も特に変わった様子もないので、本番では何とか巻き返しを図りたいです」

武豊 騎手(クリンチャー)
「馬は落ち着いていて、状態は良かったと思います。走りも悪くなかったですし、パリロンシャン競馬場の馬場も気にするところはありませんでした。使っていって良くなるタイプだと思うので、次に期待したいと思います」
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改修後の新コースロンシャン競馬
逃げ先行馬に不利な形状
レース映像で直線に入ったときに!?と思いました。 インが大きく広がっていてインから前が詰まらずに差せるようになっています。
逃先行馬は外だけでなく内から差してくる馬も意識してレースしなければならず逃先行馬にはとても厳しい形状へと改修されています。
450メートル地点から内ラチがさらに内へ6メートル広がるオープンストレッチが改修後に新設された。
これにより、内で包まれて負けることが少なくなる。
逆に言えば瞬発力に秀でた差追込み馬の日本馬にチャンスが広がった。
過去に挑んだ日本馬は内で包まれるのを嫌い大外を差す戦術が多く横綱相撲で挑んでいた、それでは凱旋門賞を勝ち切るのは難しい。 新設されたオープンストレッチによりインからレースをできるようになった。
日本ダービーやオークス、ジャパンCを差追込みで勝った馬が挑戦すれば優勝の可能性が!! 瞬発力のディープインパクト産駒か道悪不問のロードカナロア産駒か、、来年の凱旋門賞へ期待が高まります。
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2018/9/16 パン賞G3 ジェニアル↓
https://youtu.be/U0ldvdCHBK8

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