中央競馬の第69回毎日王冠(G2)が7日、東京競馬場の芝1800メートルで行われ、単勝1番人気のアエロリットが逃げ切り、1分44秒5で優勝した。ジョアン・モレイラ騎手、菊沢隆徳調教師ともに同レース初勝利。 スタート直後から先頭につけたアエロリットは、最後の直線に入っても脚色は衰えず、迫るステルヴィオを振りきった。 アエロリットは父クロフネ、母アステリックスの4歳牝馬。馬主はサンデーレーシング。北海道安平町、ノーザンファーム生産。通算12戦4勝で、重賞はNHKマイルカップ(G1)などに続いて3勝目。獲得賞金は3億3802万円となった。【真下信幸】 ◇アエロリット、盤石のレース運び 盤石のレース運びで他馬を寄せ付けなかった。アエロリットは好スタートから先頭に立ち、軽快に飛ばした。騎乗したモレイラは「先頭で折り合えて馬がリラックスできた」。最終コーナーを回っても手応え抜群。残り400メートル付近から追い出すと、「しっかり反応してくれた」と、さらに脚を伸ばし、トップでゴール板を駆け抜けた。コースレコードに0秒3差に迫る好時計に、モレイラは「次が楽しみ。間違いなく、またG1をとれる」と笑顔を見せた。
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