東京の大井競馬に所属する61歳の的場文男騎手が12日、大井競馬場で行われたレースで、通算7152勝目をあげ、地方競馬の最多勝記録を更新しました。
的場騎手は、東京の大井競馬場で最多勝更新に王手をかけて臨んだ第5レースで、1番人気のシルヴェーヌに乗って1着となりました。これで通算7152勝目をあげ、すでに引退している佐々木竹見騎手が持っていた地方競馬の最多勝記録を更新しました。
福岡県出身の的場騎手は昭和48年にデビューし、南関東にある4つの競馬場を中心に騎乗して地方競馬全体での年間最多勝に2回輝いたほか、去年まで33年連続で年間100勝以上をあげています。
また、所属する東京の大井競馬では年間最多勝に21回輝き、「大井の帝王」とも呼ばれ、61歳になった今も第一線で活躍しています。
JRA=日本中央競馬会が主催する中央競馬では、武豊騎手の3989勝が通算での最多勝記録となっています。
的場「感謝の気持ちでいっぱい」
地方競馬で通算7152勝目をあげ、最多勝記録を更新した的場文男騎手は「感謝の気持ちでいっぱいです。7150勝目からなかなか勝つことができず、競馬で勝つ難しさを思い知らされました。これからの現役生活は短いかもしれませんが、1レース、1レースをしっかり乗っていくので声援よろしくお願いします」と話していました。https://www3.nhk.or.jp/news/html/2018…
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