ホッカイドウ競馬は2日に会見を行い、1日に門別競馬場で行われた交流G3「第45回北海道2歳優駿」で1着馬と2着馬の着順判定に誤りがあったことを発表した。公式サイトでは、払い戻しについては「既に着順が確定し支払われている払戻金については、有効なものとして取り扱う。正しい到達順位の払戻金相当額をお支払いする方向で地方競馬全国協会ほか関係機関と協議しています」としている。 <ホッカイドウ競馬>1日に行われた11Rの1着2着の着順誤審会見が行われ、深々と頭を下げる競馬事業・田中室長(左)と佃参事(右)(撮影・高橋茂夫) 2日午後、主催者の道営ホッカイドウ競馬が記者会見し誤審を認めた。 同レースは7番ウィンターフェルと2番イグナシオドーロが馬体を並べたままゴール。写真判定の結果、2番イグナシオドーロが先着していたが、誤って7番ウィンターフェルを1着として、1、2着を逆にしたまま到達順位を確定させた。 経過報告によると午後8時9分に確定ランプを点灯。6分後の同15分に誤審判定が判明したという。原因については「1着馬と2着馬の着順について、2名の決勝審判員により写真判定を行ったが、確認不足があった」と説明している。 払い戻しについては「既に着順が確定し支払われている払戻金については、有効なものとして取り扱う」としており、「正しい到達順位の払戻金相当額をお支払いする方向で地方競馬全国協会ほか関係機関と協議していますが、これらの具体的な払戻し方法などについて、詳細は改めてお知らせの予定」とした。 同競馬場は「ファンの皆様はじめ、関係者の方々には多大なるご迷惑をおかけし誠に申し訳ございません。今後こうした事案が発生しないよう、職員一丸となって再発防止に努めて参ります」と謝罪している。
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