2018中日新聞杯G3 調教診断映像とデータ分析です。
2012年以降の過去6年から分析する。
1)5~6番人気に注目
1番人気は【1.2.1.2】で複勝率66.7%と安定。2、3番人気はともに同33.3%、4番人気は16.7%と、2~4番人気は今ひとつだ。その分、5~6番人気が計【3.0.2.7】同41.7%をマークし、単複の回収率も255%、130%と高い。ただ、12月に戻った昨年は2→1→5番人気と、落ち着いた決着だった。
2)3~4歳馬が中心か
過去10年の本競走のうち、12月に行われたのは2008年~11年と、昨年の計5回。その年齢別成績を見ると、4歳馬が【3.2.2.9】複勝率43.8%、3歳馬が【2.2.2.9】同40.0%と、3、4歳馬が好成績。5歳は【0.1.0.19】、6歳は【0.0.1.21】、7歳以上は【0.0.0.13】と、5歳以上はほぼ出番がなかった。なお、昨年は4歳馬が1~3着を独占した。
3)重、軽ハンデ馬はひと息
過去6年、56.5キロ以上のハンデを背負った馬は【2.1.1.18】で複勝率18.2%止まり。好走4頭中3頭が1番人気馬で、複勝回収率は35%にとどまる。好走が多いのは55キロ【2.3.2.25】同21.9%、複勝率でこれを上回るのが56キロ【1.1.3.16】同23.8%。その他、55.5キロが1頭着外、54キロが【1.1.0.15】。53キロ以下の軽ハンデ馬はすべて圏外だ。
4)前走2~4着馬が好成績
前走の1着馬は【1.0.0.11】。12頭中7頭が1600万条件の1着で、ハンデ戦でも即通用はしづらい。一方、前走2~4着馬は【3.5.2.14】複勝率41.7%の好成績。該当24頭中23頭はオープン・重賞での2~4着馬だ。前走5着は【1.0.1.10】、前走6~9着は25頭すべて着外。前走10着以下は【1.1.3.29】同14.7%と巻き返しもあるが、好走5頭中4頭は格上のG1~G2での2桁着順馬だった。
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