2018年カペラステークス G3 調教映像調教診断 データ分析
1)波乱傾向が強い
過去10年の人気別成績は、1番人気馬が【0.1.1.8】。勝ち星がなく、連対率10%・複勝率20%と低い。以下、3・4番人気馬が各3勝、2・5・6・12番人気馬が1勝ずつ。12番人気馬の勝利は14年ダノンレジェンド。2・3着馬も下位人気まで幅広く分布している。人気薄の激走が目立ち、波乱傾向が強い一戦だ。
2)最内の1枠が最多の4勝
枠番別成績は、最内の1枠に入った馬が【4.1.0.14】。一昨年のノボバカラら最多の4勝をあげ、勝率・連対率・複勝率いずれもトップだ。また、外枠の7枠【2.1.2.15】、8枠【2.2.1.15】でともに2勝ずつで複勝率25.0%。なお、2枠【1.0.1.18】、3枠【0.1.1.17】、5枠【1.0.0.18】でいずれも連対率・複勝率ともに低い。
3)霜月S組・武蔵野S組が中心
前走レース別成績は、霜月S組が【3.3.2.14】。15年キクノストームら最多の3勝をあげ、連対率27.3%・複勝率36.4%と優秀だ。武蔵野S組は【2.1.2.7】で一昨年のノボバカラら2勝で、連対率25.0%・複勝率41.7%と高い。また、JBCスプリント組は【0.2.3.11】で勝ち馬こそ出ていないが、2・3着が多く、複勝率31.3%と高い。
4)距離短縮組が大半の9勝
前走距離別成績は、前走1400m組が【7.5.5.41】。15年キクノストームら過半数の7勝をあげ、連対率20.7%・複勝率29.3%と高い。前走1600m組は【2.1.2.10】で一昨年のノボバカラら2勝をあげ、連対率20.0%・複勝率33.3%と優秀だ。この組の3着以内馬はすべて前走武蔵野S組だった。これら距離短縮組が好成績をあげている。なお、同距離の前走1200m組は【1.4.3.71】で昨年のディオスコリダーの1勝のみで、連対率6.3%・複勝率10.1%と低い。
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