[PR] 京都市伏見区の京都競馬場で5月30日夜、音楽に合わせて約1万3000発の花火を打ち上げる「京都芸術花火2018」(実行委員会主催)があった。洋楽や邦楽のヒット曲に合わせ次々と大玉が打ち上げられ、観客約2万4000人を楽しませた。 実行委によると、市内での大規模な花火大会は2005年に同競馬場で開催されて以来13年ぶり。各地で花火イベントを開催している会社が、文化庁の京都移転決定記念や観光振興などを目的に市や市観光協会などに呼びかけて実現。スタンド席が7560円など全席有料だったが完売した。 この日は朝から雨天だったが、夕方から天候が回復。約1時間にわたり、山形や長野、福岡各県など全国16の花火業者が趣向を凝らした「芸術玉」や迫力ある「尺玉」などが、梅雨入り前の古都の夜空に大輪の花を咲かせた。親族8人で訪れた京都府京田辺市の公務員、小川太一さん(53)は「迫力があり、音楽とのコラボレーションも素晴らしかった」と話した。【飼手勇介、写真も】 音に驚き 110番24件 京都市での大がかりな花火大会は13年ぶりとあって、花火の音に驚いた府南部の住民から110番が計24件も相次いだ。 府警通信指令課によると、京都、城陽、長岡京、八幡の各市から「ドンドンうるさい」「寝られない」などの苦情が7件あった。宇治、城陽、向日、久御山などの市町からも「何の音か」と問い合わせが17件寄せられた。【中津川甫】 文字サイズ 小中大 印刷 シェア コメント
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