2018香港マイル
波乱含みの一戦!?
過去10年の香港マイルの単勝人気別成績を振り返ると、「1番人気」は2014年のエイブルフレンドの1勝だけとなかなか勝ち切れていない。「2番人気」はここ10年で最多の4勝を挙げており、勝率40.0%、連対率50.0%、3着内率60.0%と優秀な成績。また、昨年の優勝馬ビューティージェネレーション(6番人気)を含む「6から9番人気」組は、3着内率が18.4%で、「4番人気」と「5番人気」とあまり変わらない数値を出している。さらに「10番人気以下」の組からも優勝馬(2011年のエイブルワン、12番人気)が出ているほか、昨年の2着馬ウエスタンエクスプレスも13番人気の低評価だった。波乱含みの一戦で、今年も伏兵馬の台頭を警戒したい。
4、5歳馬が中心、牝馬は苦戦
過去10年の香港マイルの年齢別成績を見ると、「5歳」が4勝、2着5回、3着3回でトップの成績を挙げている〔表2〕。「4歳」は2015年のモーリスによる1勝のみながら、ここ5年で2着3回、3着2回と好走が目立つ。また、2013年以前は「6歳」が3勝、「7歳」が1勝、「9歳」が1勝と、ベテラン勢が強さを見せていたが、近年は4、5歳馬の勢いに押されている。ただし、「3歳」は2010年のロイヤルベンチの2着1回があるだけで結果が出ていない。また、
性別は牝馬は3着1回(2010年:サプレザ)と、出走数が少ないとはいえ苦戦を強いられている。
香港マイル連覇は至難の業
過去10年の香港マイルにおける前年優勝馬の成績をまとめたのが〔表7〕。香港調教馬のグッドババが2007年、2008年、2009年に3連覇を果たしているが、本競走が1600メートルで行われるようになった1999年以降、連覇を達成したのはグッドババだけ。波乱傾向の強い香港マイルでは、連覇は至難の業となっている。また、春に行われるチャンピオンズマイル優勝馬が同年の香港マイルに出走した時の成績を記した〔表8〕を見ても、過去10年で連勝を決めたのは2008年のグッドババ1頭しかいない。
評判通り香港最強馬がビューティージェネレーション が圧勝
日本馬はヴィブロスが最先着。
ペルシアンナイトは脚を余して不完全燃焼5着。
モズアスッコトハは力負けで7着
馬券は1人気と日本馬ヴィブロスがワンツーで低配当と思われたが、何故かヴィブロスが人気なくで3連単万馬券
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