岩手競馬のレースに出走した競走馬から禁止薬物の筋肉増強剤が検出された。岩手競馬では7月にも別の馬から同じ薬物が検出されている。
禁止薬物が検出されたのは、水沢競馬場・高橋純厩舎(きゅうしゃ)所属の「ウバトーバン」号。今月10日、水沢競馬場で行われたレースの後の検査で、尿から筋肉増強剤の「ボルデノン」が検出された。
この馬は失格となり、出走停止30日の処分を受けたほか、同じ厩舎の馬は、17日のレースから除外されるという。
岩手競馬では7月のレースでもほかの厩舎の馬から同じ薬物が検出されたが、先月行った全厩舎への立ち入り検査では違反などは見つかっておらず、岩手県競馬組合では、競馬法違反の疑いもあるとして警察に届け出た。
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