1)中位人気に妙味あり
過去10年、1番人気は【3.3.0.4】。近4年は【3.1.0.0】と安定感を増している。2~3番人気は【1.3.1.15】と今ひとつ。4~6番人気が【5.2.4.19】複勝率36.7%、単複の回収率157%、111%。さらに7~11番人気も【1.2.4.43】で複勝回収率100%と、中位人気勢に妙味がある。12番人気以下は該当47頭で3着1回止まりと苦しい。
2)4~5歳馬が中心に
年齢別では、5歳馬が【4.4.2.21】複勝率32.3%の好成績。4歳馬も【2.2.1.11】で同31.3%とこれに迫る。6歳馬は【3.2.2.38】同15.6%、7歳以上は【1.2.5.57】同12.3%。それぞれ好走馬が多数いるため無視はできないものの、好走確率では4~5歳勢相手に分が悪い。
3)6歳以上の内枠は危険か
枠番別では、7枠以外のすべての枠が勝利を挙げ、複勝率は8枠の10.5%以外は15.0%以上。やや外が不利な感もあるが、好走馬は分散している。ただ、6歳以上のベテランにかぎると、1~2枠は【0.0.2.24】と連対なし。3枠より外なら、6枠【0.0.2.12】以外は連対馬を輩出している。ベテラン馬が内枠を引いた際には割引が必要だ。
4)距離短縮馬が好成績
前走レース別では、武蔵野S組が【3.0.1.4】、チャンピオンズC組が【2.1.2.4】、そしてギャラクシーS組が【2.1.0.12】と、複数の優勝馬を出すレースはすべて1400m以上。前走と同距離なら【3.5.4.48】複勝率20.0%、距離短縮馬は【6.2.5.27】同32.5%。昨年は距離短縮馬が1~3着を独占した。一方、1200m戦はカペラS組【1.1.1.24】、ジャニュアリーS組【0.1.0.24】など不振で、距離延長馬全体では【1.3.1.51】複勝率8.9%にとどまる。
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