大波乱確定レース 平均3連単20万超え
1)1番人気と10番人気の連対率や複勝率は変わらない
過去10年の人気別成績を見ると、1番人気は【3.1.1.5】で連対率は40%、複勝率は50%。上位人気の中では最も好成績だ。しかし、一方で10番人気が【2.2.1.5】となっており、連対率と複勝率は1番人気と変わらない。さらに11番人気が【2.0.0.8】となっており、かなり人気薄の馬がたびたび馬券になっている。
2)前走阪神ジュベナイルフィリーズ組は当日3番人気以内のみ注目
前走阪神ジュベナイルフィリーズ組の成績は【3.0.1.13】。近年は馬券になっていないが、有力と目される馬があまり出走していないのも事実。当日3番人気以内に支持された馬に限れば、【3.0.1.1】で複勝率は80%と高い好走率をマークしている。
3)距離延長組は不振
前走500万クラス組では赤松賞組などが有力だが、前走新馬や未勝利組でも十分に勝ち負けになる。前走クラスよりも前走距離の方が重要。前走1600m組が【9.6.5.73】でかなりの数を占めている。前走1400m組は【0.1.1.29】、同1200m組も【0.0.1.11】でかなり苦しい。それならば前走1800m以上を使っていた距離短縮組がよく、【1.3.3.17】の成績。連対率や複勝率は1600m組をやや上回る。
4)母父ミスタープロスペクター系に注目
種牡馬の傾向はディープインパクトやダイワメジャーなど、サンデーサイレンス系の好走が圧倒的に多い。しかし、2016年はパイロ産駒のビービーバーレル、2015年はヴァーミリアン産駒のノットフォーマルが勝利するなど、ダート血統も馬券になっている。母父ミスタープロスペクター系の活躍も目立っており、2013年以降は毎年必ず1頭は3着以内に入っている。
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