去年8月、仮想通貨ビットコインの投資をめぐるトラブルで、名古屋の女性が殺害された事件の裁判員裁判で、殺害を手伝った19歳の少年に対し、検察側は、懲役20年を求刑しました。
求刑を受けたのは、滋賀県の19歳の少年です。
この少年は、去年6月、ビットコインの投資をめぐるトラブルで、地元の先輩の西田市也被告(22)と共謀し、滋賀県多賀町付近で、名古屋市西区のパート従業員、野田みゆきさん(当時53)から、現金およそ5万円などを奪った上、首を絞めるなどして殺害し、遺体をキャリーバッグに入れて遺棄した強盗殺人と死体遺棄の罪に問われています。
13日の裁判で、検察側は、「落ち度のない被害者の財産を奪い、殺害した、凶悪かつ重大事案」などとし、懲役20年を求刑しました。
また、野田さんの姉が証言に立ち、「極刑に処してほしい」などと訴えました。
判決は、11月22日に言い渡される予定です。(13日12:10)
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