仮想通貨の投資をめぐるトラブルで、名古屋の女性が殺害された事件の初公判で、男は、無罪を主張しました。
住居不定、無職の西田市也被告(22)は、おととし6月、仮想通貨ビットコインの投資を巡るトラブルで、19歳の少年と共謀し、滋賀県多賀町付近で、名古屋市西区のパート従業員、野田みゆきさん(53)の首を絞めるなどして殺害。
スーツケースに入れた遺体を、重機で掘った穴に遺棄し、現金およそ5万円やタブレット端末などを奪った強盗殺人と死体遺棄などの罪に問われています。
23日、名古屋地裁で行われた初公判で、西田被告は、起訴事実を認めたものの無罪を主張しました。
弁護側は、「西田被告は、犯行当時、責任能力がない」と主張。
検察側は、「合理的な言動をしていて、責任能力があった」と指摘しました。
判決は、2月6日に言い渡されます。(23日11:50)
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