1000円から株が買えるスマホ時代の証券取引アプリ「One Tap BUY」が日本株も購入できるようになりました。これまで米国30銘柄を取り扱っていましたが、今回のアップデートで国内上場株30銘柄も購入できます。
One Tap BUYは、スマートフォンで株式取引が簡単にできる証券取引アプリ。名前はOne Tapですが3ステップで株が購入できるとアピールしています。若者層や株式売買の未経験者をメインターゲットとし、大手企業の株を1000円単位で取引できる気軽さが売り。
売買可能な銘柄は国内有数の企業の株。Engadgetでも馴染みのあるところでは、任天堂やソニー、パナソニック、キヤノンあたりでしょうか。
積水ハウス
明治
キリン
セブン&アイ
花王
武田薬品工業
オリエンタルランド
ヤフー
楽天
資生堂
ブリヂストン
TOTO
リクルートホールディングス
パナソニック
ソニー
キーエンス
ファナック
村田製作所
日産自動車
トヨタ自動車
本田技研工業
良品計画
キヤノン
任天堂
ユニ・チャーム
みずほフィナンシャルグループ
ヤマトホールディングス
セコム
ニトリホールディングス
ファーストリテイリング
こうした銘柄は通常、単元株といって100株や1000株単位でなければ購入できません。たとえば任天堂の単元株は100株で、7月24日の株価は3万6240円となるため最低購入代金は362万4000円となります。
One Tap BUYの仕組みは、この単元株を自社購入し相対契約によってユーザーに1000円単位で振りだすことで、少額取引を実現しています。このため、株式の名義はOne Tap BUYとなります。株主優待を受けるには単元株以上を得ており、各種条件があったりするので、期待できないと考えた方がよさそうです。
なお、売買の取引コストは市場価格 x 0.5%。8月31日まではキャンペーンとして取引手数料は0%となります。
サービスと同じ社名のOne Tap BUYは2013年設立。2015年に証券会社として登録(第1種金融商品取引業登録)、2016年にスマートフォンに特化した証券会社としてサービスを開始しました。サービス開始1年で取引口座数は3万超。
CEOの林和人氏は、米国と比べると日本の金融資産が貯金に偏っている点を指摘し、株取引によって現金の流動性を高めたい考えです。One Tap BUYは現在、20代までの若者ユーザーが6割で、引き続き若者層に対して株取引の気軽さを演出していく方針です。
ただし、日本の金融資産が現金に偏っているのは、シニア世代の預貯金とも言われています。
この動画の記事
http://japanese.engadget.com/2017/07/…
ニュースリリース
https://www.onetapbuy.co.jp/news20170…
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