【3分で仮想通貨】仮想通貨TOP10はほとんど証券。証券だとどうなるの?

最新記事はコチラ⇒https://cripcy.jp/
仮想通貨ヘッジファンドMulticoin Capitalの
マネージングパートナーであるカイル・サマニ氏は、
米国SECの「イーサリアムは証券ではない」という声明に対し、
時価総額ランキングトップ10の仮想通貨の大半は
有価証券と見なすことができると発言しました。

米国SECによると、仮想通貨そのものを即座に証券とみなすことはできませんが、
そのクリエイターの広告や販売の方法によっては証券とみなされる可能性があるとのことです。つまり「特定のグループに依存せず分散化されている仮想通貨は証券にはならないが、単一の個人や団体に依存して、制御が出来るような仮想通貨は証券としてみなす。」
ということです。

このニュース少しわかりずらいので説明しますと、
まずSECというのはアメリカの証券取引委員会ですね。
証券や株などの金融商品を専門にした警察みたいなものと捉えてくれればいいと思います。悪いことをしていると、このSECが取り締まりを行います。
そしてそのSEC警察がイーサリアムは証券ではないと発表してくれた、つまり「僕ら警察はイーサリアムを監視しないよ、取り締まりの対象にはしないよ」
と発表したんですね。
そしてそれに対しカイル・サマニ氏は「その基準にあてはめたら、TOP10の通貨の大半は証券だとみなされるよね。SEC警察の監視下におかれるよね」と発表したんですね。

SECの監視下におかれると、インサイダーや価格操作、買い煽りにつながるマーケティングの全てが禁止されてしまうんですね。
安全に取引できていいじゃないか、ともとらえられるんですが、政府の監視下におかれると事業の発展がしにくくなったりとデメリットもあるんですね。
プロジェクト側からするとあまり歓迎できるとは言い難いのです。

ビットコインやイーサリアムは、
十分に分散化されているため証券とはみなされていません。
しかし、サマニ氏は、「十分に分散化されている」とは定量的な測定ではなく、
あいまいさにつながる可能性があると指摘しています。
また、サマニ氏は、ビットコインとイーサリアムの他、
ライトコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアム・クラシックを
証券とはみなせない十分に分散化されている通貨としています。

反対に、リップル、トロン、ステラ、カルダノ、IOTAは
ほぼ確実に証券とみなすことができ、
EOSも証券とみなすことができる可能性があるとしています。

証券か否かでのメリットデメリットはそれぞれに一長一短です。
プロジェクト側としてはあまり喜ばしくない事でも、仮想通貨に参入していない投資家からすれば、証券化によって安心して投資ができるようになるということも言えるでしょう。

また何が証券で、何が証券ではないのか。この明確な基準が定まれば、投資判断の基準の一つになることは間違いないでしょう。
日本でもこういった法整備を進めてほしいものですね。

参考サイト
https://www.ccn.com/half-of-top-10-cr…

仮想通貨の最新情報から小ネタまで幅広く扱う
仮想通貨の総合情報サイト『CRIPCY』のYouTubeチャンネルです。

初心者から上級者まで為になる、ICOや市場動向の最新NEWSを5分の動画でお届けいたします!
——————————–
☆毎日更新中☆
ぜひサイトもチェックしてみてください。
https://cripcy.jp/

関連記事

  1. 【検証②】ネットビジネス・仮想通貨系詐欺師のLINEに勝手に追加してみ…

  2. 【お得 仮想通貨】リップルが有力企業2社と提携!! 今後が熱い!! 損…

  3. 【仮想通貨】急騰急落のサイクルを見極める分析術(2018年7月30日)…

  4. 【仮想通貨】10.19 ビットコインはじめ、市況全体やや軟調 リップル…

  5. LINE@登録者限定20000円相当の仮想通貨プレゼントキャンペーン開…

  6. 仮想通貨 余ったスマホのデータをトークンに MOOVER 暗号通貨

  7. 仮想通貨市場2019年重要イベント【仮想通貨】

  8. 【超優良ICO】Reserved ICO!!しかも既存ユーザーが数百万…

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。