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アメリカ政府がおとり捜査を行った結果、新手の巨大ダークウェブのサイトが発覚し、22億円相当の仮想通貨を押収したほか、35人が拘束されました。
おとり捜査に協力した職員は仮想通貨を購入するためにドルを売却し、利用者に関する情報を集めるためにマネーロンダリング業者に成りすましたそうです。
今回の捜査で押収されたものの中には、約100個の拳銃や麻薬、ASIC、現金およそ4億円、金塊などもありました。
ダークウェブを利用した会社のうち50社は、システム内で匿名での営業をしていたにもかかわらず発見されました
アメリカの司法副長官は、今回の捜査に関して
「ダークネット上では安全だと思い込んでいる犯罪者は間違っています。
私たちは彼らのネットワークを暴くことができるのです。
このような全国的な操作は、多くのアメリカ人を死に追いやっているフェンタニルのような極めて有害な麻薬を減らすでしょう。」
とコメントしています。
これまでにアメリカは押収したBTCをオークションにかけて、ドルへの換金をしていますので、今回も同じ対応をすると思われます。
「匿名性」への対応は
最近ではMoneroなど匿名系仮想通貨に関しても流出やマネーロンダリングが急増しており、今後取り扱いを中止するよう金融庁が呼び掛けています。
どこまで個人情報を保護するのか、どこまで情報を明るみに出すのか、「匿名性」の線引きはなかなか難しいでしょう。
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