【菊花賞(日曜=21日、京都芝外3000メートル)稲富菜穂のだいじょばないWeb編】牡馬クラシック3冠最終戦となるGⅠ菊花賞が今週末の京都競馬場で行われる。先週の秋華賞はアーモンドアイが抜けた強さを見せつけたが、今週は五指に余る有力馬が揃って混戦ムード。全馬初めてとなる3000メートルの長丁場だけに、人馬が呼吸を合わせて二度の坂越えをうまくこなせるかどうかがカギになりそうだ。
そんな中、当コーナーが注目したのはグレイル。骨折明けだった前走のセントライト記念では、上がり最速の脚を使って3着と底力があるところを見せてくれた。これまでは使った後のダメージに気を使わなければいけなかった馬が、前走後は回復が早く、「こんなことは初めて」と野中賢二調教師も想像以上の体の戻りにびっくりしたという。最終追い切りも予定通りのメニューをこなし、「これまでで一番いい状態で臨める」と力を込めるトレーナー。威圧感ある黒い馬体が菊の舞台で躍動してくれそうだ(17日撮影)。
稲富菜穂ツイッターhttps://twitter.com/inatomi_naho
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