【秋華賞(日曜=14日、京都芝内2000メートル)稲富菜穂のだいじょばない】どうも、稲富菜穂です。なんと今回はいつもの栗東ではなく、美浦トレセンへやって来ちゃいましたぁあっ! なんでかって、競馬週刊誌から何から、あらゆるところで目が回りそうなほど◎が付いているアーモンドアイを一目見ようと思いやして。 朝からたくさんの方に囲まれて大変そうだったので余計に緊張するけど…突撃じゃーっ! 同じようなこと、何度も聞かれているとは思いますが…国枝厩舎まで突撃じゃーっ!! お忙しい中、すみませーんっ! 「お忙しいって全然。みんな暇だから、いろいろ聞いてくるだけだよ」とソフトに出迎えてくださった国枝先生。や、やさしいぃ…やさしすぎる…。“かかり気味”に突撃した自分がなんだか恥ずかしいっす。 では改めて取材を。追い切りのタイム(坂路4ハロン49・7秒)に記者室がザワッとしてました! 「走りやすかったのもあるんじゃないの? 少し前よりも坂路の時計が全体的に出てるんじゃないかなぁ。まあ、そのあたりを抜きにしても、このタイムを見ると改めて“能力あるなぁ”って思いますけどね。走り終えた後も特に問題なさそう。あとは無事に競馬まで行ければ」 この取材に向けて何度もレースを見直したんですが、文句なしの強さで…。 「まぁねぇ。いい競馬ができてるよねぇ。落ち着きがあって、暴走することもないし。だから、しまいの脚が残ってる。一番重要な最後のところで、しっかり動けるのが強みだよね」 すごいなぁ。もはや質問することがなくて文句しか出てきまへん…(結局、文句を言うんかいっ)。さっきから気になっていたんですが(集中しろっ)この壁に埋め込まれているネームプレートは何ですか? 「競馬会がGIを取った1年後にGIプレートを作ってくれるの。アパパネはいっぱいあって、(牝馬)3冠達成のもあるよ。アーモンドアイはまだないでしょ? ここにね、来年アーモンドアイの3冠達成ってプレートを飾れれば、うれしいなぁ。(壁の)下の方とかまだ空白がいっぱいあるから、それぞれになきゃ…ね」 そうか、達成なれば3冠プレートが2つも見れるんですねっ。 「アパパネの時は競馬会が秋華賞で3冠の横断幕を作ってくれてね。レースが終わって記念撮影の時、横断幕を広げて撮ってもらったんだけど、その時は“これが無駄にならなくて良かったな”って。今回も作っていると思うよ。場合によっては売れるんじゃないかって(笑い)。サザビーズとかでやると、ダーってシュレッダーかけてくれるかもね」 ちょっと…時事ネタ挟んで面白いことさらっと言うなんてずる過ぎません? 私も面白いこと言いたい!(どこに対抗意識燃やしてんねん) そんな流れに乗じて、最後に失礼な質問を承知の上で…。あるとすれば…アーモンドアイの弱点はどこにあるのかと!? 「弱点? 調教師が頼りないところだね。だから彼女もこれじゃあマズイと思って一生懸命走ってくれるんじゃないかな」 お話をずっと聞いているうちに、国枝先生の優しさとアーモンドアイの強さは比例しているんだなと感じました。あ~っ美浦に来て良かった!! ☆いなとみ・なほ=1990年12月16日生まれ。関西在住のタレントとして幅広く活躍し、現在はKBS京都の「競馬展望プラス」、ABC「おはよう朝日です」に出演中。彼女が取材した馬が激走することが多いことから、一部のトレセン関係者から「競馬界の女神」と呼ばれている。
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