「スパーキングレディーカップ・Jpn3」(5日、川崎) 開催4日目の11Rで争われ、道中2番手を追走した3番人気のリエノテソーロが3、4コーナーで先頭に立ってそのまま押し切り、夏のダート女王に輝いた。勝ち馬をマークしていた1番人気のオウケンビリーヴが1/2馬身差の2着、4番人気のラビットランが3着に入った。 思い出の舞台で復活を遂げた。リエノテソーロが2016年の全日本2歳優駿を制した川崎のマイルで躍動した。「能力がある馬なのに結果を出せなかったので、ここで勝ってくれてうれしい」と武井師は満面の笑みを浮かべた。 道中は2番手をスムーズに追走。3コーナー過ぎにオルキスリアンをかわして先頭へ。直線では外からオウケンビリーヴが猛追してきたが、吉田隼の右ステッキに応えたリエノテソーロがそのまま押し切った。「いい位置で競馬ができた。何とかしのいでくれ、と思っていました」と鞍上は振り返った。 全日本2歳優駿以来、約1年7カ月ぶりの勝利。「きょうの勝利で、いいパフォーマンスができるきっかけをつかめたと思う」と指揮官は手応えを口にした。次走は未定。今後はJBCレディスクラシック・Jpn1(11月4日・京都)を見据えて、さらなるレベルアップを図る。
コメント
コメント (0)
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。