派手なガッツポーズでゴールした瀧川寿とアークヴィグラス 「ローレル賞・S2」(27日、川崎) 開催2日目の11Rで行われ、2番人気のアークヴィグラスが道中3番手から直線抜け出し、ホッカイドウ競馬から通算して重賞4勝目を挙げた。5番人気のダバイダバイが1/2馬身差の2着に追い上げ、さらに頭差で6番人気のパレスラブリーが続いた。断然の1番人気に支持されたホウショウレイルは3コーナー過ぎで先頭に立つも末脚を失って5着。1〜3着馬は「第42回東京2歳優駿牝馬・S1」(12月31日・大井)への優先出走権を獲得した。 転入初戦のアークヴィグラスが実力を発揮した。ホッカイドウ競馬在籍時からの重賞連勝を4に伸ばした。 道中は好位をスムーズに追走。勝負どころで瀧川寿が叱咤(しった)のステッキを入れると、闘志に火が付いた。直線半ばで前団をとらえると、最後は猛然と追い上げるダバイダバイを半馬身抑えて先頭でフィニッシュした。 「距離が延びて、どうかと思っていた。御神本さんの馬(ホウショウレイル)が強いと思っていたので、完全マークで。半信半疑でしたが、最後まで頑張ってくれました」と鞍上は力強いガッツポーズで喜びを表した。 一方で、平田正師は「注文通りの競馬をしてくれた」と勝利に安堵。今後は大井に移籍して東京2歳優駿牝馬に向かう予定。素質豊かなサウスヴィグラス産駒が進撃を続ける。
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