小さなタメ息でも、集まるとあんな声になるんだなあ。 3日早朝に行われたサッカーW杯の日本×ベルギー戦。アディショナルタイムが終了し、笛が吹かれて日本の逆転負けが決まった瞬間、近所の人たちが出したであろうタメ息が、ひとかたまりになって、耳に「あ~」と聞こえてきた。2-0とリードしたとき、よし、勝ったと思わせただけに、タメ息も大きかったのだろう。 実は日本の16強入りが決まった直後に行われたCBC賞(1日)。きっと、16強入りを記念する馬券が出るに違いないと踏んで、16番のペイシャフェリシタを本命にした。これまで、CBC賞と同じ芝1200メートル戦では斤量54キロ以下でレース間隔が4週間以上なら、5戦して【3・2・0・0】(左から1着、2着、3着、着外)。連対率100%という堂々の成績を残していた。 今回は斤量54キロで3カ月近いレース間隔をとっていたから、好走条件がそろっていた。 しかし、不安材料がまったくないわけではなかった。ペイシャフェリシタは前走の春雷S(オープン)を勝っていたのだが、これまで、勝った直後のレースでは(9)(17)(11)(9)(2)着と、続けて勝ったことが一度もなかったのだ。 それに、枠順の問題もあった。ペイシャフェリシタは、このところ9戦続けてひと桁ゼッケンをひいていたのだが、今回は外枠の16番。こんな外枠に入ったことは、デビュー以来一度もなかったのだ。 続きを読む
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